今回の五輪は、ミラノとコルティナを中心に複数地域で競技が行われる広域開催が特徴です。
会場が分散することで、選手やスタッフの移動や連携には今までにない難しさが生まれます。
TEAM JAPANの関係者も、雪と氷に囲まれた環境で選手村を行き来しにくい点を課題として挙げています。
インフラが十分でない地域を移動する可能性もあり、細かな配慮が欠かせません。
一方で、開催都市の財政負担を抑えるモデルとして、将来の五輪につながる試みでもあります。
広いエリア開催では、選手同士が顔を合わせる機会が減る点も気になります。
フィギュアの坂本花織選手も、競技を超えた交流が少なくなる点に思いを語っています。
その対策として、選手同士が情報を共有できるデジタル基盤が用意されました。
離れていても気持ちをつなぐ工夫は、TEAM JAPANの結束力を高めるはずです。
スポーツ観戦を続けてきた立場として、ミラノ五輪は挑戦と進化が試される舞台だと感じます。
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